- 会社からTOEIC受験を求められたけど、何点取れたらいいのかな?
- 業務であんまり使わないのに勉強する意味ってあるの?
本記事では、そんな疑問を解決します!
海外ビジネスの重要性が高まっており、企業は高い英語力を持った人材を求めています。TOEICを受験し、客観的な英語力を示すことで様々な選択肢を広げることができますよ!
社会人がTOEIC受験で目標にしたいスコアと、受験することで得られる3つのメリットをまとめました。
※記事中では「TOEIC L&R試験」のことを「TOEIC」と記載しています。
1.企業が社員に期待するスコアは560点
企業が社員に期待するTOEICのスコアは何点でしょうか?
日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(以下、IIBC)の調査によると、企業が一般の社員に期待するスコアは以下の通りです。
新入社員 | 中途社員 | 技術部門 | 営業部門 | 海外部門 | |
TOEIC L&R | 535 | 560 | 560 | 575 | 690 |
(英語活用実態調査2019:https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p128.html)
日常的に英語を活用しない職場であっても 535点~575点 のTOEICスコアが求められます。
TOEIC L&Rの平均スコアは580点~620点で推移していると言われていますので、企業は自社の社員に対して、平均程度の英語力を求めていることが分かります。
2.TOEICを受験することによるメリット
社会人がTOEICを受験するメリットは、英語力を客観的にアピールできることです。
そのため、以下の3つのメリットを得ることができます。
①仕事の幅が広がる
現在では多くの企業が海外とのビジネスを行っています。TOEICスコアで高い英語力をアピールすることができれば、海外とのビジネスを行う場に自身を積極的に売り込むことができます!
企業によっては海外事業部への転属や、海外出張・留学などの募集要項にTOEICスコアを設定している場合もあります。英語力を客観的して、海外で活躍できるチャンスを逃さないようにすることをおすすめします。
②給与アップが期待できる
昇格試験や資格奨励金など、TOEICを受験することで給与アップを期待することができます。
IIBCによると、多くの企業が、給与面でもTOEICスコアを重要視していることが分かります!
https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program/value.html
企業の約4割がTOEIC Programのスコアを昇進/昇格の「要件としている」「参考としている」「新たに要件・参考とする可能性がある」と回答し、企業の約3割がTOEIC L&Rスコアに応じて報奨金や資格手当を支給しています。
また、設定した目標を達成することは、「計画性がある」「自己研鑽の意識が高い」といったプラスの面で評価されることが多いです。これらをアピールし、中長期的な評価をプラスにすることで、更なる給与アップを期待することができますよ!
③転職時の選択肢が増える
TOEICスコアを活用することで、転職時の選択肢を増やすことができます。冒頭に述べたように、企業は一定の英語力を社員に求めており、求人の募集要項に「TOEICスコア:○○点以上」と明記されていることが多々あります。
TOEICスコアは転職時のアピールポイントにも活用できるのと同時に、足切りにも活用されてしまいます。「TOEICスコアの有効期限が切れていた」などの理由で転職の選択肢が減ってしまうことのないように、早めに目標点数を取得しておきましょう。
またTOEICスコアは、[試験申込~試験実施:2ヶ月]+[結果発表:1 ヶ 月]で、最低3ヶ月程度の取得期間がかかります。転職に活用する場合は、転職時期も考慮して計画的に取得することをおすすめします。
3.TOEICで英語力をアピールしよう
海外ビジネスの重要性が高まっている昨今、企業は高い英語力を持った人材を求めています。計画的にTOEICスコアを取得することで、様々な選択肢を広げることができますよ!
自身のスキルアップの一環でTOEICの学習を進めていくのはいかがでしょうか。