- 新しいことを始めても、三日坊主で終わってしまう…。
- 習慣化を成功させるためのコツが知りたい!
本記事では、このような悩みを解決します!
新しいことを始めようと思っても、三日坊主になってしまうことは誰しもが経験したことはあるのではないでしょうか。実はそれ、脳のメカニズムに基づく正常な行動です。
本記事では、習慣化に失敗してしまう原因と成功させるためのコツを紹介します!
習慣化に失敗するのは脳の仕組みが原因
人間の脳はマンネリな現状維持を好みます。これはホメオスタシス(生体恒常性)と呼ばれ、人間の心と体のバランスを保つために必要なものです。
ホメオスタシスによって、人間は本能的に似たような毎日を過ごそうとします。新しいことを始めようと思っても習慣化に失敗することがほとんどです。習慣化を成功させるためには、人間の脳に拒絶反応を引き起こさせない必要があります。
習慣化を成功させるためのコツ
習慣化を成功させるために必要なものは、「楽しい感情」と「反復行動」です。人間の脳に「この行動は続けた方が良い!」と理解してもらう必要があります。
それでは、習慣化を成功させるための具体的なコツを4つ紹介します!
①「影響の輪」に目を向ける
習慣化を成功させるためには、「影響の輪」に目を向けることが重要です。影響の輪は、スティーブン・R・コヴィー博士の著書『7つの習慣』でも紹介された用語で、「自分ができること」に目を向けて主体的な日々を過ごすという考え方です。
7つの習慣で紹介されている、関心の輪と影響の輪の違いは以下の通りです。
- 影響の輪:自分でコントロールできる事
(例)趣味、健康、美容、住まい、家族 - 関心の輪:自分でコントロールできない事
(例)政治、芸能、天気、景気、事件
人間の脳は「この行動は続けた方が良い!」と思わないと、習慣にすることはできません。まずは影響の輪に目を向けて、自分が楽しいと思える「良い習慣」を見つけることが習慣化を成功させるための第一歩です。
②行動のきっかけを作る
習慣化を身に付けるには、行動のきっかけを普段の生活に組み込んであげることが効果的です。始めこそ憂鬱だったけど、やり始めると集中して取り組めたという経験はありませんか。
「帰ってきたら○○する」「お風呂の前には△△する」といった風に、普段の生活の中にきっかけを作ってあげると習慣化しやすくなりますよ!
③目標はミニマム化する
最初から高い目標を立てたけれども、結局続かなかったという経験はありませんか。習慣化するには、目標を最小限に設定することが効果的です。
- 良い例:腕立伏せを毎日1回以上する。
- 悪い例:腕立伏せを毎日30回する。
最小限の目標なら、毎日続けることができそうですよね。まずは小さな目標から立てて、慣れてきたら回数を増やしていくことで成功体験を積み重ねていきましょう!
習慣化に重要なことは反復行動です。どんな小さな目標でも良いので、必ず毎日行うことが大切です。
④周りを巻き込む
家族や知人などの周囲の人を巻き込むことができれば、習慣化に成功する確率はグッと高まります。
最近では、SNSを活用することもおすすめです。自分が行った内容をSNSで発信しながら習慣化に取り組めば、周囲の人を巻き込みながら楽しく継続することができますね。
習慣化で充実した毎日を!
本記事では、習慣化に失敗してしまう原因と成功させるためのコツを紹介しました。
習慣化に失敗することは、ホメオスタシス(生体恒常性)と呼ばれる脳の正常な反応です。そのため、習慣化を成功させるためには、「楽しい感情」と「反復行動」をおさえながら、以下のポイントを実施することが重要です。
- 「影響の輪」に目を向ける
- 行動のきっかけを作る
- 目標はミニマム化する
- 周りを巻き込む
今回紹介した習慣化のコツを参考に、是非良い習慣を身に付けていただければと思います!